女峰山〜大真名子山

 女峰山〜大真名子山  2016年5月21日(土)〜22日(日)に男性2名で登ってきました。  (東京トレッキングクラブ 飯田)
5月21日(土)晴。晴天続きの週末なので浅草6:20発の電車は満員で日光まで座れない人がいた。東武日光より滝尾神社下までタクシーで行き(タクシー代は1280円)、石畳道奥の行者堂の横から山道に入った。このコースを登る人は他にはいないようだ。木立の中なので陽に照らされず助かる。「殺生禁断境石」「稚児ケ墓」を通過。一つ一つに話せば長い物語がついてくるらしい。やがて笹原となり山ツツジミツバツツジが満開で素晴らしい。咲き誇る花は見事なのに見る人もいないのは残念だが我々は大満足である。ハルゼミの鳴き声も耳にやさしく響き荷物の重さを忘れさせてくれる。水場入口(水は涸れていた)、水呑あたりから今度は白ヤシオが延々と続く。高度が上がりガレ場を通ると黒岩(遥拝石)になり、勾配がきつくなり辛くなってきた。箱石金剛を通り勾配がゆるんでしばらくで唐沢小屋に到着した。水場に行き水を汲んでくる。女峰山の冷水と云うだけあり素晴らしくうまい。小屋は12名位の川崎市のパーテイが宴会をしていた。
滝尾神社下歩き出し8:50−殺生禁断境石9:30−稚児ケ墓10:10−水場入口10:55−水呑11:15−白樺金剛11:25−中食11:45〜12:15−八風12:45−黒岩13:05−箱石金剛14:25−唐沢小屋15:05
5月22日(日)晴。昨夜の宴会組は寝ているが我々は出発。不動像の脇からコメツガ林を経てハイマツの茂みを急登すると女峰山の頂上である。360度の眺望。遠く皇海山や燧ケ岳が見える。会津駒ケ岳にはまだ雪があった。帝釈山へはやせ尾根なので注意して歩く。途中專女山というピークがあり帝釈山でもう一度展望を楽しむ。遠くに薄いモヤが掛かっているので富士山は見えない。富士見峠までの下りは長い。沢筋には所々に残雪があった。この縦走中は時々登山者に会うが富士見峠にも1名いた。この先はガレ場で足元が崩れるので慎重に行き無線反射板の先にある小真名子山の頂上に着いた。祠と青銅像があった。鷹ノ巣までまた急坂を下りきって登りに入った。やっと最後の頂上である大真名子山に着く。少し雲が出てきたが全く天気の崩れそうな様子はない。長々と下り志津越えに着くと車が止められない様に大きな石が元駐車場をふさいでいた。今は車を入れない様にしている。志津小屋に入りゆっくりと休む。あとは三本松バス停迄舗装道路を歩き、観光客と共にバスで駅に向かった。(日光までのバス代は1190円)
唐松小屋5:05発−女峰山5:50−專女山6:15−帝釈山6:30−富士見峠7:25−小真名子山8:50−鷹ノ巣9:25−大真名子山10:35−志津越え12:00〜40−三本松バス停14:25 14:27のバスに間に合った。