早池峰山薬師岳  (東京トレッキングクラブ 飯島)

花の山として有名な早池峰山に2019年7月に女性8名で行ってきました。今年は雨が多いので数回登っている人も初めての人も、久しぶりの山行で新幹線の中からウキウキ興奮気味です。

7月12日(金)雨。 今日は宿(大和坊)に泊まるだけなので、お昼過ぎについて近くの早池峰神社に明日からの登山の安全をみんなで祈願した。早寝です。 7月13日(土)曇り時々晴。 朝早くは雨が残り、段々と良くなる予報なので出発を後らせ行動することに決め、小田越の登山口を8時30分に出発。木道と森林帯をウグイスの声を聞きながらゆるやかに登っていく。一合目からは視界が開け、青空も時々広がって幸先よく蛇紋岩の上は足元に注意しながら登っていくと、ツルマキリンドウ、オダマキミヤマアズマギク等次々と高山植物が見られるようになった。本命のハヤチネウスユキソウもナンブトウウチソウも沢山咲いている。花を楽しみながらも確実に高度を稼いで五合目で休憩。そこからも花に誘われながら急斜面とハシゴ場を慎重に登りきり稜線に出た。湿地帯で木道の両側はまたまたお花畑。チングルマ、ハクサンチドリ、シオガマ等あざやかな花園が広がっていて大歓声。そして山頂へ。早池峰神社奥宮にお参りして昼食。帰りは時間も早く、同じ道を小田越にゆっくりと下りる組と途中の早池峰剣ヶ峰を往復しておりる組とに別れて小田越バス停で合流した。 小田越登山口歩き出し8:30-五合目10:35~50-頂上(昼食)12:00~40-分岐13:00-剣ヶ峰13:40-分岐14:30-五合目14:55-16:00小田越-16:12バスで宿のある岳地区へ 7月14日(日)曇り。 昨日登った早池峰山と対峙する三角形の薬師岳を目指してコメツガやダケカンバの針葉樹の登山道を登る。大きな花崗岩が現れ岩と岩のすき間の奥に青緑に光るヒカリゴケを発見!オサバグサマイヅルソウとともに昨日とは違った世界に誘われ、時々見える早池峰山に目をやりながら岩道を登りきるとハイマツ帯のゆるやかな道が頂上まで続く。大きな頂上の岩の上で一休み。霧がかかってきたので早々に登ってきた道を下りて小田越バス停へ。たくさんの花に出会えた幸せな山旅でした。熟美女と花の共演は賑やか、華やかでした。

小田越歩き出し7:35-頂上9:50~10:00-小田越バス停11:35-12:12発バス 

(感想)花の山として有名なので登山者も増えるにつれ、いろいろ問題も生じている様であるが、宿泊施設が極端に減っているのは何故だろうか。高山植物を守り、トイレ等の問題も解決してくれることを祈ります。