越後白山と粟ガ岳 (東京トレッキングクラブ飯田)

2013年9月17日〜18日に 女性1名、男性2名で登ってきました。
16日に出発する予定でしたが大型の台風が日本列島に上陸したのでⅠ日延ばして実施しました。

9月17日(火)曇後晴。加茂駅からタクシーで慈光寺まで行き10:20歩き出した。
昨日までの雨の影響でじめじめしているので嫌な予感がしたが、はたして山ビルにたかられた。
今日は尾根線から登り田村線に下る予定。
林道を少し進み右の巡視路に入る。
いきなりの急登なのでゆっくりと登る。
鉄塔に着いたがどうも道が違うらしい。巡視路を進み登山道に出た。
一汗かいたところで3合目に着き一休み。
段々と天気が良くなってきたので暑い。
振り向くと弥彦山と角田山が見え、その先にうっすらと佐渡ケ島が浮かんでいる。
黙々とブナの樹林帯を登り、きれいな避難小屋に着くと右の方に明日登る予定の粟ガ岳が見えた。
此処から越後白山の頂上は直ぐで13:10着。
登っている人は誰もいない。
この間までの暑さがウソの様で陽ざしの中でゆっくりと休む。
下りは田村線だがやはり急勾配であった。
7合目の天狗の腰掛、5合目の水場と通過、送電鉄塔を経て慈光寺に直接下った。
慈光寺は名刹であり楠木正成の孫が建立した禅寺で紋は菊水。
駐車場までは見事な杉並木が続く。
駐車場に着きタクシーで今日の宿、加茂駅前に向かった。
夕食まで時間が有ったので加茂駅付近まで散歩をした。
昔ながらの商店街だが空き店舗が目立つ。
アーケードを作り入居商店を募集したころバブルがはじけたとの事。
慈光寺10:20−3合目11:20−白山13:10〜40−天狗の腰掛14:15−5合目14:30−慈光寺15:20−駐車場15:30

9月18日(水)快晴。今日は粟ガ岳登山である。
タクシーで第二貯水池に着くと自家用車が3台止まっていた。
6:20歩き出す。3合目の尾根筋で右に長瀬神社への道を分けた。
歩いている時は暑いが風は爽やかで気持が良い。
5合目の鳥越らしい所には大栃平と書いてありベンチがあった。
後ろで声が聞こえる。6合目の粟庭の頭で休んでいると地元の若者が3人登ってきて先に行った。
右の方から三十三丈滝の音が聞こえるが滝は見えない。
7合目には避難小屋があり中に入るときれいに片づけられていてヒメサユリやイワウチワの写真があり花時には見事であろう。
北峰の近くから權ノ神から白山へのルートがあったがものすごいヤブでとても入れない。
10:30粟が岳着。360°の展望で一つ一つ遠くの山を確かめ幸せに浸る。
この山は人気の山なので全部で10人の登山者が今日は登った。
さあ下ろう。
下りも長いが8合目牛の背、6合目天狗の水場、5合目粟薬師(避難小屋あり)と過ぎ1合目の駐車場に着いてタクシーを呼んだ。
タクシーはここからまだ1km位先でデマンドタクシーであった。
デマンドタクシーというのは三条市のバスが廃止されテ、困った住民の為に市の方針でタクシー会社にある程度の援助をして住民の足を確保する政策との事。
第2貯水池6:20−長瀬神社分岐7:10−大栃平7:55−粟庭ノ頭8:35−避難小屋9:10−粟が岳10:30〜11:05−牛の背11:25−天狗の水場12:10−粟薬師12:30−駐車場13:40−デマンドタクシー乗り場14:10