薬師ケ岳から五色ケ原 (東京トレッキングクラブ 飯田)

2013年8月2日〜 5日にかけて北アルプスを歩いてきました。メンバーは女性5、男性3の8名です。    
 8月2日(金)雨。前夜東京の竹橋を出たバスに全員乗り込む。
太郎平、スゴ乗越小屋がそれぞれ500円引きのバスクーポン券を使用。
バスが有峰口に着くと土砂降りの雨であった。
とりあえず折立までのバス(6:05発)を予約してあるので乗るが折立に着いてもまだ雨。
折立は小屋とトイレがありますがトイレの水が良く出なかったです。
沢山の登山者はその雨の中を出発して行く。
明日の天気に期待して少し小降りになったのを機会に我々も雨具をつけて7:30歩き出す。
登る人も下ってくる人もみんなびしょびしょの状態。
三角点を過ぎ五光岩ベンチに近づくころから雨が上がり少し希望が湧いてきた。
天気が良いとこの登りは夜行の疲れも重なりつらい所だが今日は気温が低いのでそれほど辛くは無い。
雨具を脱ぎ時々見える青空に気分も明るく太郎平小屋に着き我々は6畳の部屋を与えられたのでやれやれ。
天気が悪い分暑くないので予定より早く着いた。
元気な女性たちは太郎山を往復した。
 折立7:30−三角点9:30〜40−五光岩ベンチ11:30−太郎平小屋12:20 バス+小屋2軒ぶん込で27,600円

 8月3日(土)快晴。5:50歩き出し。薬師峠のキャンプ場まで下り登りとなった。雪渓が出てきた。
周囲の山々が見え始め遠く白山までが見える。
きれいな薬師岳山荘に着いて休む。
この小屋は一度泊まってみたい雰囲気がある。
ここからの登りはきついが天気が良いので気持よく歩き薬師岳に着いて360°の展望を楽しむ。
ほぼ北アルプス全てが見える。
あの山、この山と思いでがありいつまでも居たい。
去りがたいが先に進もう。
天空の散歩道と言いたいところだが案外起伏がある。
薬師岳に着いてまたまた展望を楽しむ。
幸せだ。
大きな雪渓があちこちにあり、又カールも大きい。
間山まではきつい。
スゴ乗越小屋に着くと多くの人がいて今晩の大変さが想像できた。
20名の関西からのツアー客も一緒であった。
はたして我々の寝る場所は畳3つに8人となった。
これで上を向いて寝られるかどうかだ。
夕食までは外でゆっくりした。
太郎平小屋5:50−薬師峠6:10−薬師平6:55−薬師岳山荘7:45〜8:00−薬師岳9:00〜40−北薬師岳10:35〜50−間山12:30〜45−スゴ乗越小屋13:35

 8月4日(日)小雨。5:30歩き出し。
昨夜は小屋が混んで良く眠れなかった人も居た。
スゴの乗越まで下るのだがすぐ雨が降り出したので雨具をつけ、この日は一日中これを脱げなかった。
乗越から登りスゴの頭の直ぐ下で道は左に曲がり少し下った後の登りがきつくやっと越中沢岳に着いてホッとした。
遠くが霧で見えないので余計遠く感じる。
この辺の雪渓はどこもが大きい。
鳶山に着き今夜の宿はもう近くなり皆にも元気が戻ってきた。
鳶山から五色ケ原に下る木道の周囲はキバナシャクナゲ,シナノキンバイハクサンイチゲチングルマ、イワカガミと花盛りであった。
12:20分に五色ケ原山荘に着き12畳のきれいな部屋が与えられた。
石鹸は使えないがここには風呂もあり皆暖まってご機嫌。
女性たちは花を見に散策。遅く到着した4人の男性が同室した。
 スゴ乗越小屋5:30−スゴの頭下7:20−越中沢岳9:05〜15−鳶山11:10〜40−五色ケ原山荘12:20

 8月5日(月)霧後雨時々晴。
5:35歩き出し、木道を行きキャンプ場を過ぎると下りになった。
段々と沢音が近づき平ノ小屋に着いて休憩。
雨が降り出し、まだ先は長いので早々に出発。
湖岸だが梯子を登ったり下ったり時間がかかる。
大きな沢を丸太橋で何回か渡りやっとロッジくろよんに着いて休憩。
段々と子供ずれの観光客が増えてきた。
トロリーバス乗り場にに着き14:05発のトロリーバス扇沢に向かった。扇沢からタクシーとバスで大町へ。
直接帰る人と風呂に入る人と別れた。
 五色ケ原山荘5:35−平ノ小屋8:40〜55−途中9:30、10:25、10:35に丸太橋を渡る−ロッジくろよん11:35〜45−トロリーバス乗り場13:45