雲竜渓谷

“日光雲竜渓谷”  (東京トレッキングクラブ 飯田)
2012年2月5日(日)快晴。
雑誌「山と渓谷」2011年2月号に雲竜渓谷の記事があったので行こうということになりメンバーを募ると女性3、男性6、計9名が集まった。
日光駅前の宿から6:15タクシーで出発した。天気は快晴。
9人なのでジャンボタクシーを頼んだが断られた。
自家用車がたくさん来ていて道の両側に勝手に停めてしまうのでジャンボだと車同士でこすってしまう危険があるとの事。林道のゲート付近にはすでに沢山の車が駐車していた。
雪のない林道を登っていくとやがて日ノ出を迎えた。
見晴台を過ぎ洞門岩に到着。ココでアイゼンを付ける。
稲荷川の沢コースと林道コースがありどちらに行くか迷った。
山と渓谷に記事を載せた人は沢コースを選び途中で引き返している。
然しこの日にも沢コースを行ったグループは居たが誰も引き返してきてはいない。
そのことを考えると沢コースは行けるはずだ。
沢コースを選び、急斜面を沢の右岸に降りた。
今年は雪の降り方が少ないらしくアイゼンに跡が右岸に左岸にとしっかりついていた。
 従ってなんら迷うこともなく進めた。やがて氷柱が現れ出した。
芸術的であり恐ろしくもあり・・・。 
 たえず氷の落ちる音があちこちで聞こえる。
最後の左岸を高巻くように登ると多くの人が休んでいる場所に出た。
正面の氷柱には4人の若者が登っている。
12本のアイゼンと2本のピッケルで躰を支えながら少しづつ登っていた。
十分に堪能したので帰路についた。
帰りは林道コースをとり途中に携帯の通じるところでタクシーを呼び日光駅へ。満足いく山行であった。