次石山から城山(東京トレッキングクラブ 高橋)

5月10日、女性7名男性5名で東武日光線板(いた)荷(が)駅で下車、次(つげ)石(し)山(やま)から(から)城山(じようやま)まで歩きました。送電線巡視路(226号・227号)から尾根に取り付きました。二つ目の鉄塔の先から地図読みが始まります。390mピークには2基の石祠が有り、ここから北北西の斜面を下るはずだったのですが、石祠の所からの踏み跡に引きずられて40m程下ってしまいました。目印にしていた430mのピークがだんだん離れてしまうので、コースミスに気が付きました。トラバースすればそちらへ移動も出来ますが、原点に戻れ、と、登り返しました。登って来る時見落としてしまった分岐点を、石祠の手前10m程の所で見つけました。430mピークへは岩交じりの急登でした。次石山での展望はゼロ。北に下って420mピークは惰性で北進しかけましたが、一つ目のピークで左(西)に曲がらなければいけないので注意して地形を見ますと、西に下ってすぐ北西に尾根が続いているのが分かりましたので修正しました。小さなアップダウンが続き現在地が怪しくなりだしましたが、皆の地図読みが功を奏し、410m(雷電山)で現在地確認が出来ました。赤い送電鉄塔が樹間から見えます。北東に下ると広い鞍部になりこの辺で北に進路を決めなくてはならないのですが、どの辺を下るのか迷いました。広い斜面を下って行くと細い尾根の岩稜帯となって、地形図からルートに間違い無いと確信しました。360m点から東へ登った380mピークからのコースの見極めも、地図読みでした。城山の山頂を踏んでみんなで一緒に歓声をあげました。地元では小倉城となっていました。整備された下山道を下りきった所に、「小倉城」の道標がありました。行川沿いの道路に出て東武日光線下小代駅に向かいます。下小代駅には売店も無いので、途中の酒店で飲み物を購入しました。里山とは言え、充実した山歩きが出来た1日でした。