不老山のバリエーション (東京トレッキングクラブ飯田)

 

2019年12月8日(日)に女性1、男性2の3名で登って来ました。夏から秋にかけて天気が不安定であったがやっと落ち着いてきた。しかし今日は天気も悪く気温も低い。湯本平バス停から平山橋を渡りすぐに左に折れる。畑のあぜ道を通り、茶畑の脇を抜け、二重の鹿柵を越えて山道に入った。軽トラの男性から動物用の罠を仕掛けてあるから気を付けるように言われ一寸ビビった。踏み跡は薄いし尾根も広いので注意深くジグザグに急登を登った。560m付近で傾斜が緩み杉林の中に入った。648mpを通過。太郎小屋山(843m)で南西に方向を変える。道が良くなったので林道に出た所(番平)で昼食にした。此処から箱根の大涌谷と神山が見えていた。箱根は思ってより近いようだ。歩き易い路を登って不老山到着。2人の男性がいて、山市場から登って来たとの事。谷ケ山への分岐で見る富士山は素晴らしい。南に進路を取るが長い。9号鉄塔、340号鉄塔を過ぎ、大久保山と谷ケ山は道を外れているので登らずに通過した。340号鉄塔を通過しどんどん下る。11号鉄塔から右に曲がるべきであったのに真直ぐ道が延びていたので246号線まで行ってしまい失敗。登り返し西に行き道路に出たここで20分位ロスをした。

駿河小山駅から乗車すると電車はかなり混んでいた。

 9:15歩き出し-648m点10:50-太郎小屋山(843m)11:45-番ケ平の頭(867m)12:00-番ケ平12:20~40-不老山13:15-9号鉄塔14:00-340号鉄塔14:30-11号鉄塔15:15-道路15:45-駿河小山駅16:20   16:34の電車に乗る。

 

  扇山  (東京トレッキングクラブ 飯田)

2019年11月4日(月・祝)に女性4、男性5の9名で扇山のバリエーションルートを歩いてきました。天候は曇。猿橋8:18発のバスを浅川公民館バス停の先の「私道宮ノ越下667番地」と書いてある看板の所で降ろしてもらった。目の前に3m位の入口がある。小さな広場がありその手前から荒れた登山道を登り始めた。すぐに荒廃した社殿がありその先で左に入った。踏み跡は薄いが迷うほどではない。黄色い小さな杭が点々と続いているので目印になった。2.5万図には点線の登山道として描かれているがとても一般登山道とは思えない。完全にバリエーションコースである。暑い夏からは和らいだ気候なので、ものすごい暑さではないが、それでも汗びっしょりになった。尾根をはずさない様に注意しながら登る。838m点を過ぎやっと傾斜が緩んできた。曾倉山の手前で一般登山道に入り歩き易くなった。曾倉山に着くと手製の山名板が立ち木に取り付けられていた。最後の急登を登ると扇山頂上である。数人の登山者が居た。少し早いがここで昼食にした。下山は一般道を暫らく歩く。コタラ山のピークから少し戻り西方向に進む。荒れた道となった。695m点を越え少し行くと尾根が広くなり道が不明瞭になってきた。どうにか行けたが左に曲がる地点を間違えて様だ。最後どうにか登山道に出て下れた。最後は失敗であったが参加者の協力で下る事が出来た。今朝乗ったバス道路に出て少し歩き浅川入口バス停に着いて解散した。

浅川公民館バス停の先歩き出し-838m点9:50-曾倉山10:10-扇山10:55~11:30-大久保山11:50-カンバノ頭12:10-コタラ山12:50-浅川入口バス停15:00

  

 

巻機山  (東京トレッキングクラブ 飯田)

2019年10月12日(金)曇。大型の台風19号が東日本を襲う1日前の登山でした。女性5、男性1の6名で登って来ました。今日は長丁場なので宿で朝食を弁当にしてもらい桜坂駐車場まで送って貰い、まだ暗い中にライトを頼りに登り出した。多くの車が駐車場に止まっていた。六合目まで登ると視界が開け割引岳と天狗岩が見えてきた。高度を稼ぎニセ巻機山(九合目)で一息つく。避難小屋で休み山頂を目指し急な道を登り巻機山到着。展望は余りないが大満足である。暫らく待つと雲が切れ正面に越後三山が現れた。紅葉を見ながらの下りとなった。今回は夏の暑さが続いたので紅葉葉見られないと思っていたが八合目から六合目にかけて赤、黄の紅葉、九合目から上の草紅葉を見られて良かった。宿に戻り沢口のバス停に送ってもらい計画より早い電車に乗った。雨具を使わずに済んだのは幸運だった。私にとってこの山は3回目の登山だが年を取ると往復9時間かかる山は辛い。然し良い山である。

桜坂駐車場登山口5:15-四合目5:55~6:05-五合目6:30-六合目7:20-七合目8:15-八合目8:55-ニセ巻機(九合目)9:10~20-避難小屋9:30~50-巻機山10:10~25-ニセ巻機11:15-八合目11:25-七合目11:55-五合目13:05-桜坂駐車場14:25-宿(やまご旅館)14:50  

 

 飯士山  (東京トレッキングクラブ 飯田)

2019年10月11日(木)快晴。女性5、男性1の6名で登って来ました。越後湯沢駅から。駅の北東にある飯士山登山口へ向かう。登山口に着くと、そこには「飯士山登山口、上級 危険」と書いてある。私も初めての山だし同行の女性達は山の経験は豊富ですがこの山は初めてなので、ここから登るのを諦め岩原スキー場から登る事にした。スキー場まではかなりの距離があった。岩原橋を渡りホテル街の間を通りスキー場の斜面に入った。リフトの終点まで近いように見えるが陽ざしが強く暑い。うんざりする頃やっとリフトの終点に着いた。ここまで陽射しを避けるところが無かったので皆さんかなりスタミナを消耗した。やっと登山口と書いてある道標があった、此処からも急傾斜でトラロープが何か所も張られている。やっと南岳に到着。一旦下り登りに掛かる。最後の鎖場を登ると飯士山頂上である。周囲ぐるりと山また山である。石に周囲の山名が書いてあった。真南には仙ノ倉山が端正な姿を、東側には巻機山が見えていた。ナナカマドの実が赤く色ずき、赤トンボが多く空を舞っていた。下りは早い。駅に直行した。

湯沢駅歩き出し8:30-飯士山登山口8:45-岩原スキー場下9:45-スキー場リフト上(登山口)11:00~15-飯士山南峰11:55-飯士山12:20~30-南峰12:45-リフト上13:20-湯沢駅14:50

 

 鳳凰三山 (東京トレッキングクラブ 飯島)

2019年9月6日(金)~7日(土)に女性4、男性2の6名で登って来ました。天候は二日間共晴でした。甲府からのバスを夜叉神峠登山口で下り歩き始めた。急坂をジグザグに登り、夜叉神峠で展望が開けたので一休み。北岳がよく見える。ここから針葉樹林帯の中を登り大崖頭山、杖立峠と続き苺平に着いた。ここから南御室小屋までは30分なので、ほっとひと息入れてゆるやかな道をゆっくりと下り、小屋に入ると沢山の人が居た。ヤナギランが周りにいっぱい咲いていた。冷たい水もたっぷりで気持ちよく休めた。夜は満天の星空でした。  夜叉神峠登山口歩き出し10:45-夜叉神峠12:00~12:15-杖立峠13:30-苺平15:30-南御室小屋(泊)16:00 9月7日(土)快晴。輝く朝日を感じながら小屋の左手から急傾斜を登る。大きな石がゴロゴロだが変化に富んだ道で楽しい。やがて傾斜は緩くなり、森林限界を超え白い砂の斜面の先に赤い屋根の薬師岳小屋が見えた。薬師岳に着くと大きな北岳を中心に白峰三山の展望は見事で南アルプスの奥深さに感激した。富士山もとても美しい。ゆるやかな稜線上をさらに観音岳へと進むと観音岳山頂付近は岩が積み重なり自然が織りなす大庭園となり眺め楽しんだ。タカネビランジが岩陰に沢山咲いている。滑りやすい道を慎重に下り、登り返して赤抜沢の頭を過ぎると、鳳凰三山のシンボル、オベリスク地蔵岳が手に取るように見える。賽ノ河原ではたくさんのお地蔵様の前を通ってオベリスクの途中まで行く。地蔵岳からは白砂の急斜面を下って鳳凰小屋へ。水をいただきゆっくりと昼食。なだらかな道が続き燕頭山へ登る。ここからは急な下りだ。西ノ平から御座石温泉まで急な下りが続いた。天気に恵まれたっぷりと雲上の尾根歩きを楽しんだ一日でした。御座石から17:15のバスで韮崎駅へ向った。 歩き出し5:30-薬師岳7:15-観音岳8:16-地蔵岳オベリスク10:50-鳳凰小屋11:50~12:10-燕頭山13:15-西ノ平15:50御座石温泉バス停16:40

 

 

 

 北八ヶ岳横岳と池巡り (東京トレッキングクラブ 佐藤ツ)

2019年9月14日(土)~15日(日)に女性10、男性1の11名で行ってきました。今年は長雨の後猛暑が続き、涼しくなりかけたら今度は台風と山に行く予定が立てにくい。その中の好天の2日間に行ってきました。

9月14日(土)の天候は晴。新宿7:00発のあずさ1号を茅野駅で降りる。茅野駅からバスで白駒池入口に行き、良く整備された林の中のゆるい登りと木段を下って白駒池に着いた。思ったより大きな池で池に面して山荘もある。来た道を戻り途中から標識に導かれて左に入り麦草峠へ。今日2ツ目の池「茶水の池」を右に見る。ここは明日ゆっくり見ることにして通過した。大石峠を経由して、茶臼山に向うが急な登りで大汗をかく。頂上は樹林の中で展望がないが、5,6分先に岩ゴロゴロの展望の良い場所があり、ここでひと休みする。戻って縞枯山に向うが昔登った時とかなり趣きが異なり、美しい縞枯が無くなり枯れた木が無残に倒れ若木が生えている。これも世代交替の時期なのかも・・・。一度泊まってみたかった縞枯山荘は意外と空いており個室でゆっくりとする。山小屋にしては食事も良かった。

白駒池バス停歩き出し11:00-11:20白駒池11:30-11:50麦草峠休憩所(昼食)12:15-12:35麦草峠-12:55大石峠13:00-14:00茶臼山-14:10展望所14:20-15:15縞枯山15:30-16:00縞枯山荘 (泊)

9月15日(日)今日も朝から好天。昨夜は星もきれいだったとか・・・。坪庭を経ていよいよ登り出し、北横岳ヒュッテの前にザックを置いて今日最初の池、七ツ池へ。広くて静かなたたずまい。周囲の樹林を池に映して静寂そのもの・・・。ヒュッテに戻り、本日唯一の山、北横岳に登る。樹林の中を暫らく登ると頂上。 360°さえぎる物のない好展望。近くは南八ヶ岳、遠くは北アルプスから御岳山、乗鞍岳・・・と見飽きない。でも私達は先が長いので北峰を経由して急下降し亀甲池に向う。雨が多かった為か池の水はたっぷりあり、亀甲の石も水の中だった。でも広くて静か、更に双子池の雌池を経由して雄池の畔でゆっくりする。一段上に山荘がある。この先雨池までは途中の林道が通行止めで迂回を余儀なくされ長かった。でも最後の雨池も広く静かでとても良い池だった。麦草峠に着く少し前の木道の先に昨日見た「茶水の池」が思ったより広く静かに水をたたえていた。

今迄何度も北八ヶ岳を歩いているが全ての池を巡っていなかったので、今回七ツの池全てを見る事が出来、長かったが達成出来て楽しく満足の2日間でした。

6:20山荘歩き出し-7:20北横岳ヒュッテ7:20(ザックデポ)-七ツ池(7:30~7:40)-7:50北横岳ヒュッテ-8:05北横岳8:15-8:25北峰-10:10亀甲池10:25-11:05双子池(雌池)-11:17雄池(昼食)11:35-13:25雨池13:30-15:00茶水の池-15:15麦草峠バス停  

 笹目倉山  (東京トレッキングクラブ 飯田)

2019年9月1日に女性7、男性2名の9名で登って来ました。

この山は以前は鶏鳴山と合わせて登る事が多かったようですが、鶏鳴山と笹目倉山の間の登山道は余り整備されていないので今回は笹目倉山だけにしました。近年この辺りの山の登山口に行くバスが廃止になりデマンドバスになっているので、タクシー又は自家用車で行くのが便利です。今回は小来川森﨑から風雨雷山コースを登りました。新鹿沼駅からジャンボタクシーに乗ったがフロントガラスに雨粒が当りだしたので今日の山行はどうなるか心配でしたがタクシーを下りる時には雨は止んでいたのでゆっくりと歩き出した。登山口には「笹目倉山」の標識があった。歩き出す所の標高は350m。このコースはほとんど人が歩いていない様で落ち葉がかなり道に落ちていた。風雨雷山(フウウライサンと読むらしい)に着いて休憩。蒸し暑く汗がいくらでも出てくる。登山者は全くいない。勾配は少し緩んできた。二つ目のピークが笹目倉山(800m)であった。此処は奥の院と書いてあった。時間はたっぷりあるのでゆっくりと休憩。下りは金鉱口経由と昭文社の地図には出ているがそれよりはまっすぐ南方向の急坂を下った方が良い。六合目、四合目と石柱が立っている。最後石灯篭の沢山ある所から下ると道路であった。出た所は天善教バス停の少し上流であった。迎えのタクシーで新鹿沼駅に向かった。タクシー代はじゃんぼなので往復約17,000円でした。 

森﨑バス停の先の細い道 歩き出し10:55 - 風雨雷山11:55~12:10-笹目倉山12:45~13:15- 六合目13:50 ~55-道路14:45