鳥屋ノ丸から御前の頭

鳥屋ノ丸)から御前の頭(東京トレッキングクラブ 飯田)

2019年4月23日(火)晴、に女性3、男性1の4名で行ってきました。計画では大峠から鳥屋の丸迄歩き桑西バス停に下る事にしていました。前日になって道路のゲートは5月連休前日に開くことになっていて大峠まで行けないことが分かった。従って計画を変更し、松浦本を参考して鳥屋の丸から御前の頭に行く事にした。大月駅からタクシーを桑西バス停で下車。200m位進行方向に歩き右の脇道に入る。松浦本にある最後の民家は壊されていた。10分位歩くと山が崩れていて、危険なので少し戻り、下の野文沢の道までザイルで下る。又行きづまったので右岸に渡渉し、大きな岩を登りきると踏み跡と赤布が出てきた。少し登り再度左岸に渡り標高860m位から進路を東に向ければ鳥屋ノ丸に行ける筈である。赤布を探し地図で確かめながら急坂をどんどん登った。急登を続けていると赤布が無くなったが、方向はあっているので、強引に登る。又巡視路が出てきて尾根に出た所に(No.15号)と書いてあった。松浦本によると(No.15号)の少し先に鳥屋ノ丸があると書いてある。鳥屋の丸に着いて休憩をした。然し松浦本では桑西バス停から鳥屋ノ丸まで55分と書いてある。我々は遅い速度で登っているわけではないし、道探しの時間があったにしろ2時間10分もかかっている。2003年に私がこのコースを下った時は下りで1時間10分かかったので、松浦本は1時間55分の間違いではないか。御前ノ頭の三角点迄はヤセ尾根。ミツバツツジの赤紫が目に染みる。次のコブで三つ峠と富士山を見た。急下降が始まったがここで道を間違えて南南西の踏み跡のあるやせ尾根を下ってしまった。下りきったところに一軒家があり79歳の男性が隠遁生活の様に暮らしていた。ログハウスは自分で作り、太陽光発電で電気を賄い、1週に一度食料を買いに行くという生活。間違えて事を話すと、「俺が黄色のテープを付けておいた」といい、松浦本にも黄色テープから急下降すると書いてある。下からは間違えた尾根と行く予定の尾根が良く見えていた。残念。サクラのお花見をしながらバス通りを歩き、来たバスに乗り帰宅の途に着いた。

桑西歩き出し8:45-鳥屋ノ丸10:55-昼食12:00~30-御前ノ頭12:40-道を間違える13:00頃-一軒家に降り立つ13:50  大月―桑西のタクシー料金は4200円。